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2023.08.17
8月11日(金)に4年生6名が、オンラインで行われた文学模擬裁判交流会に参加しました。
今回の裁判で取り扱った事件は『曽根崎心中』を現代版にアレンジしたもの(今回の模擬裁判のために作成されたフィクションです)なので、4年生にはなかなか理解し難い所がありました。
しかし、だからこそ「想像力が大切なのだ」と生徒たちも考え、提示されている証拠から読み取れることを丁寧に拾い集め、自分たちなりの「真実」を積み上げていました。
結果は残念ながら入賞とはなりませんでしたが、各試合で一人選出されるMVPに証人役を務めた本校のAさんが選ばれました!!
素晴らしい!!
(ちなみにAさんは証人の気持ちをより理解するため、証人の設定年齢と近いご家族の洋服を借り、それを着用して裁判に臨んでいました)
試合の講評では「被告人に対する質問が鋭く、真実を突き止めようとする検察官の気概が感じられた。他校が指摘しなかった細かい点にもよく気付けていた。」と言っていただきました。
模擬裁判の準備は決して楽なものではありませんでしたが、今回参加したメンバーは最後まで諦めることなく、真摯に向き合っていました。
そんな6人に心からの賛辞と拍手を送りたいです。