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2023.12.26
学期末の美術の授業で、今学期作成した作品の鑑賞会を行いました。
まずは1年生。
自由にクラスメイトの作品を見て回って、感想と、どこからそう思ったかをカードに書いて、作品のそばに置いていきます。
「良いところ」を見つけること、その根拠を言葉にして書き出すことがポイントです。
嬉しかったのは、カードを書き終えた生徒が、もっと書きたいとカードの追加を言い出してくれたこと。
作品は、選んだ漢字から発想した絵と、漢字そのものを組み合わせて描く「創作文字」でした。
続いて5年生。
自由に見て回るのは同じですが、コメントはタブレットを使って書きます。
みんなが同時に編集できるノートスペースを用意し、デジタルでコメントを寄せ合いました。
「良いところ」を見つけ合うので、書くほうも読むほうも前向きな気持ちになれました。
面白かったのは、
「鮮やかな鯉の色が良い」を、誤って
「鮮やかな恋の色が良い」と変換し間違えた生徒がいたこと。
その言い間違いがきっかけで、作品タイトルに「The color of “love”」(恋の色)のフレーズが入ったこと。
作品は、絵の具をたくさん散らす、ドリッピングという技法でできた画面から、「有機物」というテーマでイメージをふくらませて描いた絵です。
年末まで少しの間ですが、展示しています。