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7月末、暑い熱い夏の闘い「北部九州総体」がスタートしました。
スポーツをしている高校生の憧れ、インターハイです。
済美平成からはただ一人、6年生の河窪ありささんが陸上競技で出場しました。
周りの友人たちが引退していく中、この日のために練習を重ね、調整してきました。
7月29日、酷暑の福岡でいよいよラストレースです。
陸上部に入ってからこれまで、楽しかったこと、嬉しかったこと、たくさんありました。
でも、その何倍も苦しいこと、つらいこと、しんどいことを乗りこえてきました。
逃げたくなったこと、投げ出したくなったこともあったけど、
仲間・友人・家族・先生…たくさんの人に支えられて走り続けてきた彼女の背中は、
「かっこいい」
その一言に尽きます。
全国の舞台、結果は予選敗退。自己ベストを出すことも叶いませんでした。
レース直後は悔しそうな表情でしたが、すぐに清々しい笑顔で
「全国のレベルは高かった。でもこの場に立ててよかった。続けてきて本当によかった。」
と話してくれました。
確実に報われる保証があるなら、誰だって頑張ろうと思えます。
報われないかもしれないけれど、努力し続けることができることこそが才能だと教えてくれました。
継続できた彼女だからこそ見ることのできた景色。きっと一生の財産になったはずです。
この熱い経験を胸に、今後は受験勉強にシフト。
23期の仲間たちと共に、がんばれ!!