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2021.10.21
今回の東大講座は,「データで見る日本の森林の実態と未来可能性」というテーマでした.
いろいろなグラフやデータを基に日本の森林面積や木材需要などについて分かりやすく説明していただきました.
実は東大の敷地面積の99%が森林で,東大が排出した二酸化炭素の約70%を東大演習林が吸収しているそうです.
そんな面白い話から始まった講義も,話が進むにつれて,専門性が増していきます.難しいデータもありましたが,先生の解説を聞いて,何とか理解できたようです.
生徒からは,
「今の私たちの世代の考えは,次の世代に受け継がれていくというところは社会だけでなく,森林にも当てはまるので森林のことについて考える人がもっと増えればいいなと感じた.」
「森林の面積は変わらず,人工林は増加しているというデータから,普段見ている森林も人工林なのかな?と考えさせられました.原生林がもっと残ればいいなと思います.」
「国土の68%が森林である日本に暮らす人間として,より関心を持って関わるべきテーマだと感じた.」
などの感想がありました.