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2021.12.17
学びを深めるためには実践が必要不可欠ということで、3年生で化学基礎の中和滴定の実験を行いました。まずは実験器具の使用方法を学び、いざ実験スタート!
2年生でやったBTB溶液を用いた中和では、色が緑色になるように塩酸と水酸化ナトリウムを好きなように入れていましたが、化学基礎ではそうはいきません。濃度測定のため塩酸の量は追加できませんので、水酸化ナトリウムの量だけを調整して、溶液がうっすら赤色になるところを目指します。
滴定の終盤に差し掛かると、一滴ずつの滴下になり、コックを開く手にも緊張が走ります。つい2、3滴滴下してしまっただけで溶液が真っ赤になり、やってしまった〜と嘆く声もありましたが、最後は結果から溶液の濃度を計算して実験終了!実験によって器具の使い方や測定方法などの理解が深まった1時間となりました。