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2022.01.29

未来見つめて

少年の日、これは今となっては薄れつつある文化です。しかし数百年の時を遡れば、この日は、誰にとっても大人になるために重要な日でした。そんな習慣の名残か、今日は本校の2年生を対象にオンライン上での講演会がありました。

講演者は愛媛県出身の映像作家渡部亮平さんです。

2年生からの等身大の質問に一つ一つ丁寧に答えてくださる渡部さん。

2年生は普段関わらないような大人の話にみんな熱心に聞き入っています。

「大人の準備」として最後に24期生に向けられたメッセージを一部紹介します。

14歳でやりたいことがわからないのは当然。具体的に自分のやりたいことが見えていないからと言って今心配することはない。だけど、大人になる準備は始めてもいい。映像業界でも、若い人がたくさんいて、高校生でこのクオリティなら、すぐ働けるという人もいる。今の時代、周りに学びのチャンスはたくさんある。面白い仕事を是非たくさん見つけてもらいたい。」

また、7時間目は全学年で第三回人権教育ホームルームが実施されました。3年生は1年を通じて同和問題について学んで来ました。最後の回は学年全体での授業です。

 

「知らなかったでは許されない」差別。その差別に気づく目を養うことが人権教育の意義です。少し難しく見知ったことのない話の中でも、自分の頭で考える姿が印象的でした。

自分の生涯にわたって情熱を燃やし続けること、そして自分の道を歩く中で社会の様々な不合理に出会いながら見過ごさずにいること。

マクロな視点とミクロな視点、両方で未来を考える1日になりました。

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