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2022.06.01
薬師寺から大谷徹奘先生をお迎えして創立25周年の記念講演が行われた先週金曜日、2年生と6年生の交流会も行われました。
コロナ禍で2年間ストップしていたこの企画。後輩たちが学校生活や、社会的課題などについて、先輩たちに意見を聞いてみるという取り組みです。両方の学年がそれぞれいくつかのグループに分かれ、まずは、顔合わせ。複数の教室で思い思いの座り方で質問タイムの開始です。
質問はあらかじめ2年生が考えてきたもの。6年生がどれぐらいの時間勉強しているのか、1日のスケジュールは?とか、部活動と勉強の両立、どうしたらいい?とか、おすすめの先生は?など学校生活に関する質問があったり、表現の自由についてとか、ロシアのウクライナ侵攻についてどう考えるか、といった社会問題もあって、答える6年生も、メモを取りながら聞いている2年生も真剣です。
時に実体験を踏まえた「ホンネ」いっぱいの解答に笑いも起こる中、1時間の交流会は終了。2年生、収穫はあったかな?
「話す=答える」も「質問する」も、実は意外と難しいことですね。相手の身になって考えることをせずにやっても、本当の意味で意味のある質問にも意味のある答えにもなり得ないものです。この人が相手なら、何を問えば聞いて意味ある質問になるか?この人が相手なら、どういう答えを、どういう言葉で伝えたら意味ある答えになり得るのか?
「対話」は平成校の校訓の一つ。さて、皆さんの実践力やいかに?