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2022.07.14
先週の話になりますが、6年生は人権教育の授業で、「結婚差別」について学び、考えました。
この6年間、折に触れて様々な角度から学び考えてきた人権についての授業も、とうとう6年生での2回の授業を残すのみとなりました。今年のテーマは「結婚」と「仕事」。社会に巣立つ日が近づき、遠い将来ではなく、すぐ先に来るかもしれない「未来」の話とあって、みんなの表情も真剣そのもの。
先生が語る実例には、結婚を通して、自分たちが家族や親戚など多くの人達との繋がりの中で生きているが故に、自分たちの気持ちだけでは乗り越え難い話なども紹介され、、自分ならどうするだろうかと、単純ではない問題解決への道を探る生徒たちの表情が印象的でした。
「理想」や「目標」は見えても、そこへの道のりは決して単純ではないのが社会に山積する問題の共通点。卒業まで半年余りの時間を受験のための勉強だけに終わらせず、本物の思考力と実行力を養う時間にしていってね、6年生諸君。