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世の中は空前の短歌ブーム。
そんななか、第28回「はがき歌」全国コンテストに本校から3名が入賞しました!
【佳作】
・1-4 前田征馬さん
お茶目な君へ——
授業中隣の席で腹おさえそういやさっき空が光った
【テレビ賞】
・1-4 井上晴貴さん
引きこもりの人へ——
メディアでは情報操作ざらにあり信じるものは我が眼のみ
・2-2 小原杏菜さん
テレビへ——
電源を入れるといつでも鮮やかに静かでさびしい食事の時間
また、その表彰式が昨日21日、松山市立子規記念博物館で行われました。
コロナ禍の影響もあり、実に4年ぶりの会場での実施でしたが、久々の対面での催しに会場は和やかな空気感に包まれていました。
式では入選作品の表彰・作品紹介のほか、審査員の先生方から個々の作品への審査講評が行われました。
会に出席した小原さんへは、松山歌人会会長・片上雅仁先生から「孤食の時代の静かで寂しい食卓と、そんなこととは露知らず賑やかなテレビとの対比が胸に響く」との講評がありました。
閉会後の交流会でも熱心に短歌についてお話をしてくださり、最後には激励を頂戴しました。
さらに、子規記念博物館館長・竹田美喜先生ともお会いしました。
かつて本校で教壇に立たれていた竹田先生と、創立当初の済美平成の様子などについての会話で盛り上がりました。
学校の昔の話を聞き、小原さんとしても非常に刺激を受けたそうです。
最後には竹田先生から「来年もお会いしましょう」とのお言葉を頂戴しました。
「はがき歌」とは、宛名を添えて短歌で相手に想いを伝えるものです。
これからも、いろんな出会いを通じて、たくさんの想いを言葉として紡いでいきましょうね。