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2023.06.18
16日(金)の5時間目、3年生の教室では3週間の教育実習を締めくくる18期松岡先生の研究授業が行われました。
教科は国語。済美平成では一年先取り授業なので、教科書は高校1年生のもので、現代短歌を取り上げた随筆と、古典の『十訓抄』にある有名な「大江山」の歌の部分を比べ読みしてみるという、ハイレベルな内容です。
授業の様子はというと…
さすが、元放送部!よく通る聞きやすい声で、なかなか落ち着いた展開です。生徒の中にどんどん入っていって「生の声」を大切に拾う姿勢も、見やすい板書も、3週間弱でちゃんと授業に取り入れて使いこなしたiPadや電子黒板とのバランスも、事後の反省会で国語科の先輩先生方からお褒めの言葉がありました!
授業の最後には、済美平成在校時代、自作の短歌で全国一位に輝いたこともある松岡先生から、和歌・短歌には昔も今も「伝えたい想い」がそこにある、想いを届ける言葉のやり取りは、届ける側・受け取る側双方の努力があってこそ成り立つのだという、普遍的で本質に触れる話が語られました。松岡先生の「想い」、生徒たちに届いたね、きっと。
想いが届いたお礼かな?頑張った3週間のご褒美かな?
最終日には、素敵なプレゼントのサプライズがあったようですよ!
松岡先生の授業を受けた3年生から、手書きのメッセージ&可愛い似顔絵です!絵、ご本人にすごく似てますねえ。
生徒たちの「想い」が詰まった贈り物ですね。
週明けからは、東京大学へ戻って、松岡先生の学びの日々は続きます。充実した研鑽の日々でありますように!