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2024.02.03
1月末、2年生全体での学習の時間のことです。
その日のその時間は、砥部焼の絵付け体験のための最初の時間でした。
2年生の砥部焼の絵付け体験。それは、少年の日の記念行事として行われます。
砥部焼は、砥部町周辺で作られている、私たちにとって馴染みのある磁器ですね。国の伝統的工芸品に指定されていて、ぽってりとした厚みがあり、白磁に藍色が映える、丈夫で使いやすい器。
そんな器で、世界に一つ、自分だけの作品を作るそうです。2年団の先生方には、その器を手にした時に、14歳の今の自分の思いが蘇る宝物になってほしいという願いがあります。
少年の日とは何なのか、なぜ14歳の今なのか、橋本左内の「啓発録 5訓」について学び、少年の日を迎えるにあたっての心構えをしていきます。
その上で、絵付けの下書きです。
すぐにスラスラと心構えを言葉で表し絵を描く人、心構えをすぐに文章にするのはなかなか難しいけれど、ピンときた言葉はあってそれを描く人、まずはタブレットであれこれ検索してみる人。
2月21日に絵付けをする予定です。それまでにじっくりと考え、図案を完成させて、思いのこもった素敵な器が完成しますように。