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2024.07.24
1ヶ月前の話になりますが…
先月末、毎年恒例の「句会ライブ」が1年生を対象に行われました。
某テレビ番組でお馴染み”俳句の達人”といえば、もう誰のことかわかりますよね。
その息子さんである家藤正人さんをゲストにお招きし、俳句に親しみました!
「俳句が苦手な人?」という質問には多くの手が挙がりました。
松山市内なら、毎月のように俳句を作っていた小学校も多いでしょう。
毎月の「作業」になってしまい、楽しめている人はあまりいなかったようです。
そんな俳句も「楽しい」と思わせてくれるのが、この句会ライブ!
正人さんは生徒との会話の中から俳句を作り上げていきます。
日々の何気ない瞬間が5・7・5の言葉となり、それを聞いた人はそれぞれが感じる色や映像を頭に思い描きます。
そしてライブというからには、その場で俳句を作ります。
今回のテーマは「未来」
5年後、10年後、30年後、50年後を想像して…
頭を悩ませながらも、教えてもらったことを活かしながら楽しく。
そして、休憩時間に正人さんが選んでくれた特選句7句の発表です。
作者は伏せられたままみんなで鑑賞し、多数決で最優秀を選びます。
今年の最優秀作品は…
「風薫る貴族の猫なり窓で寝る」でした!!!
最後に作者が一人ずつ発表され、「おおー!」や「えーー!」などの歓声が上がって盛り上がりました。
ちなみに、「ソーダ水視線の先にウォール街」はM先生の作品。
昨年の夏、ニューヨークを訪れたM先生。28期生の中にも、将来は海外で大きく活躍する人がいるかもしれない…そうであったらいいな…そんな思いで作られたそうです。
夏休みの課題の中には、俳句もあります。
句会ライブを思い出し、楽しみながら取り組みましょう!
さて、1ヶ月後の松山市では俳句の全国大会が行われます。
済美平成も出場を決めた俳句甲子園!!熱い夏がここにもあります。
俳句に青春をかけた高校生たちのつむぎだす言葉たち…
どんな俳句に出会えるのか、また楽しみです!!