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2021.10.24
今年創立25年目を迎えた平成校。これまで1877名の卒業生が巣立っていきました。その卒業生の一人で、同窓会会長を務めてくれている1期生の上田さんが、このたび、後輩のために本を寄贈して下さいました。
現在、医師として医療の現場で活躍されている上田さんは、2015年から毎年、卒業式前日の同窓会入会式に合わせて、母校に立ち寄り、後輩のために「いのちの授業」を行ってくださっています。医療の最前線で培った知識や体験、医師としての姿勢など、自分たちの先輩が語ってくれる話は、毎年、医療系を志望する後輩たちの大きな「力」になっています。
コロナ禍にあって、2021年は実施できず、それを残念に思った上田さんが、このたび、本を寄贈して下さったというわけです。
上田さんは、今年の学校案内にも職場での写真とともにメッセージを寄せて下さっています。
平成校のシンボルツリーは欅なのですが、学校とは「樹」のような存在だと、この頃、思うのです。植えたては小さい苗木も、やがて枝を増やし、そこにたくさんの葉が茂っていきます。そして、その葉のひとつひとつが光合成でエネルギーを生み出して「樹」をさらに大きくしていきます。
卒業生の思いや活躍が、平成校を、そして在校生を元気付けてくれていますね。「先輩」はありがたきかな、であります。