今日から９月。

暦の上ではとうに秋になっていましたが、この頃は吹く風が涼しく、体感としても秋めいてきました。

構内を歩いていても、そんな過ぎゆく夏を感じる光景が。

このあいだまで真っすぐに太陽を見つめていた向日葵が、うなだれています。

生徒たちの身長をはるかに超えて高く伸びていた向日葵の変わり果てた姿に、生徒たちも「いよいよ秋だね」などと言葉を交わしていました。

さて、過ぎゆく夏を惜む声があれば、こんな収穫も。

向日葵の周辺を掃除していた生徒が、こんなものを見つけてきました。

向日葵の種です。

夏のあいだは手の届かなかった向日葵の花に手を伸ばし、その中心から種をこそげてきたというのです。

小さいながらも触るとしっかりした芯を感じる向日葵の種。

来年の夏も、その猛々しい姿を見られるのが楽しみです。