ICT
誰も予測できない未来を拓くために必要な力とは何でしょうか?デジタルツールの変化、発展をキャッチアップすることは大切です。が、それ以上にチームで知識を集め、自分たちの「知」にまとめ世界へ発信することを試行錯誤することに耐える力は大切です。目的があって初めてツールの意義があり、達成感を得られると思います。そのための基礎の中の大事なパーツであるICT教育をわれわれは未来への教育として大切に考えています。
●iPad
全生徒にセルラーモデルのiPadを貸与しています。授業中の学習ツールとしての利用はもちろん、調べ物やプレゼン資料の作成などにも積極的に活用しています。セルラーモデルを採用しているため、校外学習や自宅学習、下校時の空き時間など、さまざまな学びの場面で活躍しています。
●電子黒板
全教室に電子黒板を設置し、動画やデジタル資料を用いた授業を行うことで、生徒の理解を深めています。iPadで作成した資料を全員に共有し、グループワークやディスカッションなど、協同的な学びも促進しています。
授業で活用しているロイロノート(アプリ)をさらに授業改善のために高いレベルで使いこなす教員(ロイロティーチャー)が約20名おり、2023年度から2年連続でロイロノートスクールに認定されています。これはほんの一例です。授業を進化させ、生徒の主体的参加を促すための工夫の一つとしてのICTを研究する学校です。
2024年度DXハイスクールに認定され、環境整備をしています。3Dプリンタを4台、ドローンを10台導入しました。
3年生が取り組む論文活動(リンクはこちら)で、早速「3Dプリンタ」をテーマに選び、本校マスコットキャラ「ニャイブラリー」の効率的で廃材の少ない制作を試みたいと生徒が手を挙げました。このような発展的な興味関心を持つ生徒にはとことん付き合いたいと思っています。