Q&A
専願者は、「合格した場合、必ず本校に入学する志願者」のことです。専願の方が本校で学びたいという強い意欲があると判断しますので、選考にあたっては、入試の成績が同等であれば、専願の志願者を優先します。
一般入試では、2~3人ずつのグループ面接を行います。専願・併願に関わらず全員実施です。1グループ5分程度で、「本校を受験しようと思った理由」などを質問します。
帰国児童入試と特別資格児童入試では、1人10分程度の個人面接を行います。いずれの入試でも、面接は得点化せず、選考の参考として扱います。
過去の問題は公開していません。「総合問題」は、関心・意欲・思考力・社会性などを問い、志願者の個性や能力を多面的に評価するもので、選考の際は参考として扱います。普段の生活のさまざまな場面で身につけた力を問う出題です。
一般入試では、小学校が作成する内申書の提出は必要ありません。帰国児童入試と特別資格児童入試では、調査書等を提出してもらいますが、選考の参考として扱います。
推薦入試は実施していません。
あらかじめ定員に男女の枠を設けることはしていません。
一家転住による転入学のみ受け付けています。
転入学試験に関する手続きの詳細は、個別に電話でお問い合わせください。
本校は完全な6年一貫の中等教育学校ですので、高校からの生徒募集はありません。
自転車通学の生徒が一番多いです。スクールバスや伊予鉄バスを利用している生徒もいます。
校内への自家用車の乗り入れは原則禁止です。学校周辺の路上や商業施設での乗降も、危険な迷惑行為ですのでご遠慮ください。生徒が自分の力で登下校できるよう、ご家庭でもご指導ください。
国の定める法律により、前期課程(1~3年)の生徒のみ利用できます。全国相互利用交通系ICカードで乗車できます。
許可制です。ただし、距離による制限はありません。
学校が指定する条件にかなった自転車(前方にかご、後方に荷台付き/両足スタンドタイプ/自動点灯ライト付き)であること、ヘルメットをかぶること、保険への加入を義務づけています。道路交通法を守ることも含め、学校で決めているルールに違反した場合は、自転車通学の許可を取り消す場合があります。
松山市および松山市近郊からが多いですが、どの学年にも、今治・新居浜など東予地区や、大洲・八幡浜など南予地区からのJR通学生が在籍しています。また、一家転住に伴う県外からの入学生もいて、毎年、50校ほどの小学校から、本校へ入学してきています。
教室でお弁当を食べます。昼食はご家庭からの持参以外に、スマートフォンで予約・支払いが可能な「スマホで選べる『ナカペコランチ』」(ナカフードサービス)や、パンの出張販売(ベーカリーMIKI)をご利用いただけます。校内には自動販売機もあり、飲み物を買うこともできます。
通学距離が長い生徒がいることを考慮して、必要な場合に限り、「許可を得て持参すること」を認めています。
①使用量の上限を決めるなど、適正な指導を家庭でしていただけること、②朝のSHR(朝の会)で学級担任へ必ず預けることを生徒が約束できること、③帰りのSHR(帰りの会)で返されてから、校内や路上・乗り物の中などで使用(メール・ゲームを含む)しないことを約束できること(緊急の場合の家庭との連絡は除く)の3点が条件です。
約束を守れなかった場合、許可を取り消す場合があります。
入試の種類に関係なく、1~4年生はすべて均等割の1学年4クラスです。4年生の終わりに文系・理系の選択を行いますので、5・6年生は文理別クラスとなります。
声をかけやすい担当者(教育相談・人権図書課の教員、学年団、クラス担任、教科担当の教員、部活動の担当教員)に申し出てください。スクールカウンセラー(公認心理師・臨床心理士)とのカウンセリングの予約も受け付けています。
計画的で柔軟なカリキュラムが可能な点です。
基礎期の2年間で公立中学3年分の学習を終え、充実期の3年間(3~5年)で高校3年間分の学習内容をじっくり学び、発展期(6年)では、受験に向けての実戦的な学習に専念できます。3・4年生で、理科・社会の全ての領域の基礎部分を全員が履修し、自分の得意・不得意をじっくり見極めた上で、文系・理系の選択が出来るのも良さだと考えています。
学校行事や部活動、普段の清掃活動などさまざまな場面で、1年生の時から、学校のリーダーとして頑張る5年生や、大学入試に向けて勉強する6年生の姿を間近に見たり、一緒に活動したりできる点です。
また、6年間を共に過ごす同期の仲間との絆は大変強く、卒業生も「共に頑張る仲間の存在が苦しいときの支えになった」と、毎年在校生へのメッセージを残してくれています。生徒同士の仲が良いアットホームな校風が伝統です。
6カ年一貫教育の強みを生かし、毎日英語の授業が行われます。
1~4年生までは毎週1回(5年生は月2回)、ネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を受けています。その授業の中で、英語で意見交換することはもちろん、考査ごとのパフォーマンステスト(あるテーマについて英語で書いて発表する)、オンライン英会話(3~5年生)、海外研修旅行では現地校との交流会の準備など、学校生活の中に「英語が溶け込む」ように工夫しています。
6年生になったら、大学入試問題の英作文について、マンツーマンでネイティブ教員の指導を受けながら、論理的な英文が書けるように仕上げていきます。
「自律・創造・対話」という校訓を実践する、1期生から続く済美平成伝統の取り組みです。3年生が1年間かけて取り組みます。
大学の卒業論文指導のように、一人の教員が2~3人の生徒を担当し、マンツーマンで「伴奏役」を務めます。一人一人の生徒が自分の興味のあるテーマを1つ選び、調べ、インタビューやアンケート調査なども実施しながら考察し、8,000字以上の論文にまとめます。
書き上げた後には、パワーポイントを用いての全員発表会、要旨集作り、代表者による優秀論文発表会を行います。全国規模の論文コンテストで、多数の生徒が入賞を果たし、高い外部評価もいただいています。
調査していないので、正確な数字は分かりません。
済美平成では、教員一人あたり生徒数10名程度という恵まれた環境を生かして、授業や課題に加え、放課後の補習や個人指導、長期休暇中の補習授業など、きめ細かく手厚い指導を心がけています。入学後は、まず、学校の授業や課題に丁寧に取り組むことを実践してほしいと考えています。
2年生と4年生の終わりに研修旅行があります。
2年生では、京阪神方面へ3泊4日で出かけます。京都大学での模擬講義参加の他、日本文化や社会への理解を深める目的で、寺院散策や防災学習、企業訪問など盛りだくさんの研修です。
4年生では、ロンドンへ6泊7日の海外研修旅行があります。バッキンガム宮殿やウィンザー城、大英博物館やロンドン塔など、ロンドンの名所見学や、現地校との交流会など、それまでの英語学習を生かしつつ、国際感覚を養う1週間です。(※令和6年度の実績より)
体育系では、軟式野球(前期課程)・硬式野球(後期課程)・陸上競技・ソフトテニス・剣道・バスケットボール・ダンス・サッカー・卓球の9種類、文化系では、放送・吹奏楽・俳句・家政・三線・茶道・囲碁将棋・かるた・自然科学・美術の10種類の部活動が活動しています。
活動時間は、4月~10月が19:00まで、11月~3月が18:30までです。