ロイロノートスクールのつながりで、全国から先生をお呼びして授業をしていただきました。
全国からお越しの先生がた本当にありがとうございました。
一人目:徳千代太一先生 英会話講師
フォニックス(Phonics)と呼ばれる発音と文字の関係性を使った授業をしてくださいました。
恥ずかしながら私はフォニックス(Phonics)を知らなかったので、授業を聞いて目から鱗でした。徳千代先生によると、Phonicsをマスターすることで正しい発音が身についたり、リスニング力アップにもつながるそうです。
生徒は、ロイロノートを使って問題に答える形で進んでいき、最後まで頭ををフル回転させている様子が伝わってきました。
二人目:野中潤教授 都留文科大学 文学部国文学科
大学の講義・研究への興味を深める目的で、都留文科大学の出前授業で来ていただきました。
野中先生は、ロイロノートはもちろんGoogle for EducationやCanvaなど多くの資格を持たれていて、今回もいろいろなツールを使って授業をしてくださいました。
小学校の国語の教科書で扱われる「ごんぎつね」に触れ、夏目漱石と村上春樹を比較しながら、サバイバーズ・ギルトという考え方に触れました。
4年生(高校1年生)が大学の先生の授業を受ける機会はなかなかないのではないかと思います。「ふりかえり」を見てみるといつもの国語よりちょっと背伸びして考えた姿が見えました。
三人目:澁谷洋平さん ロイロノート社員 (梶原晃さん ロイロノート社員)
澁谷さんは平成校にリアルで来ていただくことは叶いませんでしたが、ロイロ社員の梶原さんがアイスブレイクしてくださり、なんと新たな試みで遠く神奈川県よりビデオ会議でオンライン授業をしていただきました。
幸せについて考える時間で、税金の話や、リボ払いの話、社会人セミナーの話など、教科書などに載っていない、でも社会に出たらよく見聞きする話題ばかりでした。
今回は、さまざまな経験をされている澁谷さんだからこそできる授業、生徒たちにも響いていたようです。
四人目:井上嘉名芽先生 東奥義塾高等学校
井上先生は、1年生に情報モラルの授業をしていただきました。題材は桃太郎で一枚の挿絵でも主人公を変えるだけで、見え方が全然違ってみえ、嘘の情報でもあたかも正しいように伝わってしまうという事例を用いた授業でした。
生徒はロイロの共有ノート内で作業を行いました。井上先生が綺麗に並べてくださったシート内での作業はどんどん進行し、あっという間にカードが出来上がっていました。
まとめでは、「見出しの一言で記事の内容が変わってしまう」というような趣旨のことを書いている生徒が多くおり、2時間の授業でしたが、あっという間に過ぎていった印象です。
午後は3箇所に分かれて、英語少数特別授業、教員対象のICT研修、国語ゼミ形式で生成AIなどを学習しました。
どの会場も熱量が本当にすごかったです。簡単にだけ紹介すると、
徳千代先生は、「YOASOBI」の「夜に駆ける」Englishバージョンを聞き取れるか?
井上先生は、校内普及や教科情報Ⅰ、アプリケーションの話など東奥義塾の活用例をもとにお話いただきました。
野中先生は、生成型AIの話を中心に、今後の世の中について考えていました。
講師の先生方本当にありがとうございました。済美平成に取って良い1日となりました。
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