7月23日から25日、東京で行われた第71回NHK杯全国高校放送コンテストの晴れ舞台へ、放送部の４名が出場してきました。
放送部としては、なんと20回目の全国大会出場です。
アナウンス部門に、県大会を最優秀で勝ち抜いた６年生の藤原彩美さん、同じく優秀で全国大会の切符を手にした６年生の坂上美生さん、５年生の和氣家理乃さん、朗読部門へ、県大会優秀の６年生、新延菜生さんが出場しました。
初日は、全国各地から集結した県代表達による準々決勝です。ここにたどり着くために長い時間をかけて必死に練習を重ねてきたわけですが、一人に与えられる本番パフォーマンスの時間はわずかに２分足らず。そこで悔いの無い最高の読みを一発勝負で発揮しなくてはいけません。写真は、出番を前に、最後の発声練習や読みの確認に余念の無い４人の様子です。背中からも「真剣さ」が伝わってくるでしょうか？
準々決勝の結果、アナウンス部門の藤原さんが見事、翌日の準決勝に駒を進めることができました！準決勝は全国ベスト60入り。ここに残ると音声がCD化されて、広く販売されるCDは次年度以降同じ舞台を目指す放送部員達の「お手本」となります。
藤原さんは、数学A-lympiad世界大会で世界４位に輝いた同級生男子４名の活躍を、明るく明瞭なアナウンスで披露。写真は準決勝の舞台です。直前の体調不良も気合いで吹き飛ばして、見事な読みだったと、普段は厳しい顧問の先生からもお褒めの言葉があったとか(笑)。
最終日、NHKホールで発表・審査が行われる決勝進出者ベスト10には惜しくも入れませんでしたが、藤原さんをはじめとする4名は、全国大会でしか味わえない緊張感の中、得がたい経験とやりきった自信を胸に、晴れ晴れとした笑顔で戻ってきてくれました。
6年生の藤原さんと新延さんは、８月２日から岐阜県で行われる全国高等学校総合文化祭にも愛媛県代表として出場します。
次はどんな経験が待っているか、二人の「２つめの全国大会報告」が今から楽しみですね。
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