シルクロードの風を感じて
現在愛媛県美術館で開催されている「大シルクロード展」、5年生も希望者のみですが観覧に行ってきました。
こちらも先日訪れた2年生同様、最初に学芸員の方から観覧に関してお話をしていただきました。
「絵について、どんどんお互いに話をしてください。」
「例えば、この絵の人○○先生に似ているよね、とかでもいいです。それがその人やその絵の特徴を掴んでいるということです。」
「全ての展示品に対して素晴らしいと思う必要はないです。もし見て、この絵は嫌いだなぁ思ったら、なぜ嫌いなのか考えてみてください。見る（観る）とはそういうことです。」
などなど、大シルクロード展以外の展覧会でも活かせそうなお話を最初に聞き、みんな入る前から大興奮でした。
そしていざ中へ。
冒頭から素晴らしい技術が施された多くの文物に圧倒されます。
また世界史選択の人と日本史選択の人がそれぞれ学んできたことを教え合いながら見る場面も。
それぞれの視点から見ると、同じものを見ていても違う感想になるのが面白いところです。
最後、出口のところで感想を聞いてみると、
「今まで学んできたことを実態を伴って感じることができました。面白かったです。」と言ってくれ、一緒に行った私も嬉しくなりました。
今回行ったメンバーは、いつか中国でもシルクロードの風を感じたいと言っていました。
いつか洛陽や西安から彼らの感想を聞く日が来るかもしれません。
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